一方、Didi ChuxingのPresidentであるJean Liu氏は、「DiDiは、AIをベースにしたイノベーションがタクシーと公共交通産業の新たな成長に貢献できると考えています。
日本とアジアにおけるスマートシティ化プログラムを推進するために、業界関係者と幅広く協業することを楽しみにしています」とコメントした。
またDidi ChuxingのVice Presidentであり、DiDiモビリティジャパンの代表取締役社長であるStephen Zhu氏は、「DiDiモビリティジャパンの新しいプラットフォームは、日本のタクシー事業者が配車効率と顧客満足度を向上させ、より幅広い需要の創出をサポートすることを目的としています」と語り、日本国内に於ける事業社向けプラットフォームの成長と絶対的なシェア獲得に自信を覗かせている。
そんなDiDiモビリティジャパン株式会社は、先の通りで日本国内でタクシー事業者や関係省庁などと連携し、革新的なタクシー配車プラットフォームサービスを提供することを目的にDidi Chuxingとソフトバンク株式会社からの出資により2018年6月に設立された。
なお既にお馴染みであると思うが、Didi Chuxingは世界最大級の交通プラットフォームを手掛ける企業で、アプリケーションを通じて5億5,000万人以上の利用者に「DiDi Taxi」「DiDi Express」「DiDi Premier」「DiDi Luxe」「DiDi Hitch」「DiDi Bus」「DiDi Minibus」「DiDi Designated Driving」「DiDi Enterprise Solutions」のほか、バイクシェアリング、カーシェアリング、フードデリバリーなどの幅広い交通手段を提供してきた。
1日当たりの乗車数は3千万件に達しており、3千万人を超えるドライバーと車両オーナーがDiDiのプラットフォーム上でフレキシブルに収入を得ているとする。