アースカーは3月4日、沖縄県を拠点に不動産総合事業を展開するタマキホームと、地域における駐車場開拓の強化を目的に業務提携を締結したと発表した。
アースカーの運営する駐車場シェアリングサービス『特P(とくぴー)』は事業プラットフォームの提供を行っており、導入事業者は、高額なコストをかけてシステム開発することなく、特P上で自社運営による駐車場シェアリングサービスを展開することができる。自社の管理物件や遊休地化している空き駐車場を利用者ニーズに合わせ、「1日貸し」「時間貸し」「サブスク(※長期の月極)」「マンスリー(※1ヶ月単位の短期月極)」の4パターンの貸出が可能で、パートナー事業者は駐車場シェアリング事業の導入で新規顧客獲得や収益拡大につなげることができるという。
今回の提携でタマキホームは、地場企業のネットワークを活かして沖縄県の駐車場開拓を推進。マンション需要の増加による駐車場不足やコロナ禍の影響による世帯・店舗の収入減少など、現在沖縄県が抱える課題に対し、遊休資産を有効活用できる駐車場シェアリングサービスで解決に取り組んでいくとしている。
アースカーでは、全国にパートナー事業者が増えることで、これまで同社が積極的に開拓できなかった地域の特P制駐車場が充実し、より利便性の高いサービスをユーザーに提供することができ、特Pでは今後も地域の事業者とのパートナーシップを推進し、地場の企業、駐車場オーナー、ユーザーの三者にとって有益となるサービスの提供に努めていくとしている。