シリーズチャンピオン獲得選手(上段左より新井選手と松尾選手、三枝選手と船木選手、下段左より松倉選手と山田選手、天野選手と井上選手)
住友ゴム工業は10月25日、DUNLOP(ダンロップ)がサポートする車両が、全8戦で開催された『2024年全日本ラリー選手権』で、全6クラス中4クラスでシリーズチャンピオンに輝いたことを発表した。
全日本ラリー選手権は、一般公道を閉鎖し、いくつかの競技区間を1台ずつタイムアタックし、その合計タイムを競うモータースポーツ。開催地域によって環境や路面が異なることから、タイヤ選択が勝敗に大きく影響する。
最高峰クラスのJN1クラスでは、新井選手と松尾選手がDUNLOP移籍後、初のシリーズチャンピオンを獲得。更にJN2クラスは三枝選手と船木選手が初のシリーズチャンピオンに、JN5クラスは松倉選手が2年連続で、JN6クラスでは天野選手が16回目、井上選手が17回目のシリーズチャンピオン獲得で、歴代トップ記録を更新し続けている。
今シーズンは、舗装路面のドライ用として「DIREZZA 301R M(ディレッツァ サンマルイチアール エム) 」「DIREZZA 301R S(ディレッツァ サンマルイチアール エス) 」に加え、ウエット用として「DIREZZA 201R (ディレッツァ ニーマルイチアール)」を投入し、高いウエットグリップ性能と耐摩耗性能で好成績に貢献した。