Alpaca.Lab(エアクル ラボ/所在地:沖縄県中城村、代表取締役:棚原生磨)が展開する運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」は6月7日、一般社団法人茨城県運転代行協会と連携。同日より茨城県で運転代行アブリサービスの提供を開始すめ。エアクルとしては、沖縄、福岡、和歌山、宮崎、埼玉、熊本に続く第7の拠点となる。
展開の背景は、茨城県が全国で3番目に運転代行業者数が多く、運転代行サービスが地域に深く根付いている側面がある。しかし一方で飲酒運転検挙数では沖縄県に次いでワースト2位という深刻な社会的課題も抱えている。
そこで同社は同問題を解決するべく、般社団法人茨城県運転代行協会と連携。茨城県内でのサービス開始を決定した。茨城県運転代行協会には、20の運転代行業者が加盟し、随伴車両は約80台を保有している。エアクルは同協会と連携することにより、地域のニーズに即した安全で効率的な運転代行サービスの提供が可能だと判断した。
今後、エアクルは茨城県内の行政機関や飲食店事業者とも連携を図り、利用者へ対して新しい移動体験を提供することを目指す。併せて飲酒運転根絶の使命を共有し、地域密着型のサポートを通じて、安全で快適な交通環境の実現に貢献していきたいと話している。
今回のエアクルの参画について一般社団法人茨城県運転代行協会の中山一夫理事長は、「当初、運転代行アプリには疑問がありました。
水戸市の田谷副理事長も交えて様々な話を伺いながら進めて参りましたが、私自身が理解し納得しなければ協会加盟業者に説明・案内を責任を持って行えないと思い、アルパカラボの新城さんに何度も説明をお願いし、納得するまで時間をかけました。
その結果、これからの時代にはタクシー業界の〝タクシーGO〟などと同様に、運転代行にもアプリサービスが必要だと思うようになりました。
まずはスタートしてみないと分かりませんが、Alpaca.Labさんと一般社団法人茨城県運転代行協会の全面協力により、ひとつになって育てていくことで、大きな成果が期待できると思います。いずれは、このアプリで皆が納得できる仕事ができるようになると期待しております。
運用の中で様々な問題や改善点が出てくると思いますが、茨城県から発信し、他県にも広がれば良いと感じております。これからも株式会社Alpaca.Labさんから多大なご協力をいただくと思いますが、一般社団法人茨城県運転代行協会も会員を増やしながら、この事業に向けて頑張って参りたいと思います」と述べている。
AIRCLEサービス提供の概要
開始日:2024年6月7日(金) 19:00~
提供エリア:土浦・つくば、水戸・ひたちなか
「茨城エリア展開記念キャンペーン」について
内容:利用料1000円割引(初回のみ)
取得方法:「エアクル」アプリでクーポンコードを入力
利用方法:クーポン取得後、支払い時にクーポンが自動で適用される
取得期限:2024年12月31日まで(上限に達した場合は予告なく終了する場合がある)
クーポンコード:MTCP32
エアクルとは
運転代行配車プラットフォームサービス「AIRCLE」(以下「エアクル」)は2020年8月に一般利用者向けサービスを開始し、利用者は13万ダウンロード、200業者500台以上が登録されており、累計注文数は30万件を突破した。
同社では、効率的なアルゴリズムによる最適な配車により、配車確定まで平均30秒、平均到着時間は9分となり、従来と比較すると約80%以上の時間短縮に成功し、今までにない配車体験と業務改善を実現していると謳っている。
会社概要
株式会社Alpaca.Lab
本社所在地:〒901-2424 沖縄県中頭郡中城村南上原1111-1
設立:2018年8月27日
代表者:棚原 生磨
事業内容:運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」の展開
URL:https://alpacalab.jp/