デンソーの後付け装着可能な「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」が、スバル(SUBARU)の純正用品として採用され、5月29日に発売された。
超音波センサーと表示機、コントローラーで構成されたこの製品は、ドライバーの操作に対して、発進時加速および後退時加速を抑制。ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる衝突事故の軽減に貢献する。
[装置による2つのサポート]
1.発進時加速抑制
駐車・停車状態からの発進時に、バンパーに取り付けられた超音波センサーが障害物を検知すると、表示機とブザーでドライバーに注意喚起します。それでもドライバーがブレーキと間違えて強くアクセルを踏み込んだ場合には、加速を抑制。
2.後退時加速抑制
駐車場等で後退する際に、時速約5km以上でアクセルを踏み込んだ場合には、障害物を検知していない状況でも速度が出過ぎないように加速を抑制。
今後デンソーは、他の乗用車メーカーへの展開を促進し、交通事故の低減に貢献することで、安心・安全なクルマ社会の実現を目指すとしている。