デンソーとデンソーエアクールは、シャープの協力を得て、新型「バス用プラズマクラスターイオン発生機」を開発した。新製品は、デンソーソリューションを通じて、来年1月初旬に販売される予定。
新型のバス用プラズマクラスターイオン発生機は、現行品と比較して約3倍のイオン量を放出。製品を後付け装着することで、観光バスや路線バスなどの大型車両内の空気を、より効果的に浄化できると云う。
また、イオン発生デバイス、モーターおよびイオン排出孔の改良により、多量のイオンを広範囲に素早く行き渡らせることができるため、ドアの開閉が頻繁に行われる路線バスへの装着も可能に。さらに、汎用的な取り付けブラケットを同梱することで、組み付けにおける作業性向上も図った。
デンソーは、これまでも、清潔・快適な車内空間を実現するため、2009年にカップホルダーに収まるコンパクトサイズの「車載用プラズマクラスターイオン発生機」を、また2010年には「バス用プラズマクラスターイオン発生機」を開発・販売。そして今回、昨今の車内の空気清浄へのニーズの高まりに対応するため、シャープの協力を得て、新型「バス用プラズマクラスターイオン発生機」を開発した。
[バス用プラズマクラスターイオン発生機の仕様]
– 電源電圧:DC24V
– 消費電力:7W以下
– 風量:30m3/h
– プラズマクラスターイオン発生部:シャープ製2基
– 本体寸法:高さ50×幅470×長さ258(mm)
– 本体重量:約1kg
– イオン濃度(*1):25,000個/cm3
– 装着台数:小型バス2基、中型バス・大型バス3基(目安/*2)
*1:商品を大型路線バスの天井に3基設置し、運転時に車内の立席17点(床上1.5m)、座席13点(座面上0.8m)で測定した1cm3当たりの平均イオン個数の目安。
*2:車両サイズに応じて、必要数は変化。
■(デンソーソリューション)現行のバス用プラズマクラスターイオン発生機:https://www.denso-solution.com/product/busplasma.html
■(デンソー)車載用プラズマクラスターイオン発生機・製品紹介:https://www.denso.com/jp/ja/products-and-services/automotive-service-parts-and-accessories/pci/