電気自動車(EV)の充電インフラ整備・拡充を行うe-Mobility Power(イーモビリティパワー/※)は、12月17日、首都高速道路神奈川5号大黒線の「大黒パーキングエリア(横浜市鶴見区)」で前日の16日より運用を開始した新型EV用急速充電器に於いて、以下の一部車両で「充電ができない」または「充電時の出力が低い」不具合が発生していると発表した。
これに伴い、対象車両の充電は、従来の充電器(身障者用駐車場側の充電器)を利用するよう呼び掛けている。
新型の急速充電器で不具合が確認されている車両は、以下の通り。
<充電ができない車両>
・i-MiEV(三菱自動車):
一部の車両で情報伝達不良のため、充電できない場合がある。
・Honda-e(ホンダ):
一部の車両で情報認識が出来ず、充電できない場合がある。
<充電時の出力が低い車両>
・i-MiEV、MINICAB-MiEV(三菱自動車):
充電器からの出力制御に車両が対応していないため、単一電源ユニット(20kW)による充電になる。
・Model3(Tesla):
充電器からの出力制御に車両が対応可能かどうか確認中。
イーモビリティパワーでは現在、自動車メーカー・充電器メーカーと連携して原因を解明中。不具合が解消され次第、告知するとしている。
※2021年4月1日に合同会社日本充電サービス(NCS)から事業を承継。
■e-Mobility Power:https://www.e-mobipower.co.jp/