ダイハツ工業は12月26日、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)にて来年1月10日(金)から12日(日)まで開催される「東京オートサロン2025 」にトヨタ自動車と共に北ホールで出展すると発表した。
今回ダイハツは、同社が使命としている〝お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする〟取り組みとして、〝モータースポーツのすそ野を広げ、走る楽しさをみんなのものに〟と〝地域に寄り添い、日々の暮らしを守る〟をテーマに計7台のクルマを出展(※)。グループ一丸となって展示会を盛り上げていきたいとしている。
※2月7日(金)から9日(日)まで、インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区)で開催される「大阪オートメッセ2025 」にも同内容を出展。
ダイハツブースでは、モータースポーツに関する車両として、求めやすい価格で、軽く、取り回しのしやすいミライースをベースに、ターボ/MT化することで、誰でも気軽に走りを楽しむことができる「ミライース・GRスポーツコンセプト」に加えて、競技参戦で得た知見をベース車にフィードバックする〝モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり〟の取り組みとして、全日本ラリー選手権など様々な競技に参戦中の「ミライース」とラリージャパン2024に参戦した「コペン・GRスポーツ」、サポートカーとして活躍した「ハイゼットトラック・ジャンボ・EXTEND2(エクステンド2)」を出品。
地域貢献に関しては、災害支援を通じて得た知見を基に、必要な電源やオリジナル防災セット等を搭載した「アトレー・WILDRANGER2(ワイルドレンジャー2)」や、九州北部豪雨災害支援でボランティア サテライトセンターとして活躍した「ハイゼットトラック・リフト・災害支援車」、工事現場の作業環境を改善する「ハイゼットトラック・ツールベース」を出品する。
また、トヨタ・ガズー・レーシング(TOYOTA GAZOO Racing/以下、TGR)ブースで行われるトークショーには、同社のドライバーも参加予定であると云う。
[出品内容]
<一覧>
(1)ミライース・GRスポーツコンセプト(コンセプトカー)
(2)ミライース・モータースポーツ参戦車(モータースポーツ参戦車両)
(3)コペン・GRスポーツ・モータースポーツ参戦車(モータースポーツ参戦車両)
(4)ハイゼットトラック・ジャンボ・エクステンド2(カスタマイズカー)
(5)アトレー・ワイルドレンジャー2(カスタマイズカー)
(6)ハイゼットトラック・リフト・災害支援車(カスタマイズカー)
(7)ハイゼットトラック・ツールベース(カスタマイズカー)
<出品車概要>
(1)ミライース・GRスポーツコンセプト
モータースポーツの裾野を広げ、走る楽しさをみんなのものにするためのエントリースポーツ(全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,500mm、排気量660cc(TC/MT))。主なカスタム内容は、オリジナルボディカラーや5MT/TC化、専用フロントバンパー、専用リアバンパー、スポーツシート。
(2)ミライース・モータースポーツ参戦車
全日本ラリー選手権等に参戦しているミライース(全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,500mm、排気量660cc(TC/MT))。主なカスタム内容は、2人乗り化やオリジナルボディカラー、5MT/TC化、オリジナルタワーバー、オリジナル6点式ロールゲージ。主な2024年競技参戦歴は、全日本ラリー選手権、TGRラリーチャレンジ、耐久レース「K4GP」。
(3)コペン・GRスポーツ・モータースポーツ参戦車
ラリージャパン2024等に参戦(全長3,395mm×全幅1,555mm×全高1,280mm、排気量 770cc(TC/MT))。主なカスタム内容は、オリジナルボディカラーや排気量アップ(770cc)、オリジナルワイドフェンダー(片側40mm)、FIA公認ロールゲージ。主な2024年競技参戦歴は、モントレー2024(2024 FIA APRC Asia Rally Cup)、ラリージャパン2024。
(4)ハイゼットトラック・ジャンボ・エクステンド2
モータースポーツ活動に帯同するサポートカー(全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,900mm、排気量660cc(NA))。主なカスタム内容は、オリジナルボディカラーやオリジナルスライド式カーゴスペース。
(5)アトレー・ワイルドレンジャー2
防災支援装備を搭載、防災イベントにて活躍(全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,890mm、排気量660cc(TC))。主なカスタム内容は、オリジナルボディカラーやハードカーゴ製キャリア、外部電源オリジナル防災セット収納BOX。主に、名古屋キャンピングカーフェア2024や、防災士「さばいどる・かほなん氏」によるイベントなどに活用された実績がある。
(6)ハイゼットトラック・リフト・災害支援車
災害ボランティアの経験を活かし、ソーラーパネル、ポータブル電源、高圧洗浄などを装備(全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,780mm、排気量660cc(NA))主なカスタム内容は、オリジナルリフトやハードカーゴ製キャリア、オリジナル幌、防災道具一式。主に、2023年7月の九州北部豪雨災害復旧支援に活用された実績がある。
(7)ハイゼットトラック・ツールベース
工事現場の作業環境の改善を目的とした、軽トラックの荷台に載せるツールベースとして提案。ミーティング、休憩、道具の積載が可能(全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,885mm、排気量660cc(NA))。主なカスタム内容は、軽トラック荷台用オリジナルツールベース。ホワイトボードやハンガーラック等多機能な収納や休憩等に活用できる日よけテントを装備するなどが、主な特徴となっている。