電脳交通は3月1日、同社が提供するクラウド型タクシー配車システムが2022年2月末時点で導入エリアが40都道府県を突破したことを発表した。
社会を支える重要な移動インフラであるタクシー業界は、IT化の遅れやドライバーの高齢化、ライドシェアサービスの隆盛などによって大きな過渡期を迎えている。また2020年以降のコロナ禍においては観光や飲食店の休業により人流が抑制されたことにより苦境を迎えている。その一方ワクチン輸送や接種者の移動手段として活用されたり、地域を支える交通手段として見直されている。
クラウド型タクシー配車システム「電脳交通®」は、導入されたタクシー事業者に固定費削減・人材不足対策・業務効率化といったメリットを提供するという。車両数台の小規模事業者から大手事業者まで事業規模に合わせて導入可能であり、2015年の創業以来導入車両数が年次200〜300%ペースで拡大している。