コスモ石油マーケティングは4月4日、スマートフォンアプリ「カーライフスクエア」でアプリ決済サービスを開始したと発表した。
同社は、2022年2月3日より、全国のコスモステーション(一部店舗除く)にて、自社のスマートフォンアプリ「カーライフスクエア」に表示されるQRコードを提示するだけで、燃料油代金を支払うことができるアプリ決済サービスの提供を開始した。自社のスマートフォンアプリへの決済機能の搭載は、石油元売り業界で初の取り組みだという。
「カーライフスクエア」は、2019年に導入された、現在で420万ダウンロードを誇るコスモのアプリサービス。近年、コロナ禍による生活様式の変化により、スマホ決済の需要が増加している。こうしたニーズに応えるとともに、顧客のさらなる利便性向上の実現を目指し、「カーライフスクエア」にアプリ決済機能を搭載した。
これにより、支払い時に財布から現金・カードを取り出す手間や、注文機がカード情報を読み込む時間、会員情報やクーポン情報の提示等が省略され、給油にかかる時間を短縮することが可能だという。
また、給油時の決済に関連する工程をスマートフォン上で完結することで、顧客データの管理をスマート化。フォローアップの最適化(CRM)にも連動させることで、顧客体験を向上させるとともに、サービスステーションでのデジタル化の後押しを行うとしている。
■サービス概要
対象店舗:全国のコスモステーション約1,150店舗 ※対象店舗は随時拡大予定
対象商品:ガソリン、軽油、灯油
対象カード:コスモ・ザ・カード・ハウス、コスモ・ザ・カード・オーパス