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2024年11月15日【アフター市場】

コスモ石油、運営する指定工場が行政処分

NEXT MOBILITY編集部

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コスモ石油・ロゴ

コスモ石油販売は11月15日、同社の西関東カンパニーが運営する指定自動車整備事業場(以下、指定工場)である「鶴ヶ島整備工場」が行っていた一部業務に於いて違反行為が判明したため、関東運輸局より行政処分(30日間の保安基準適合証等の交付停止)を受けたことを発表した。

 

1.処分内容
・処分の種類:保安基準適合証等の交付停止 30日間
・処分の期間:2024年11月15日(金)~2024年12月14日(土)
・対象事業場:鶴ヶ島整備工場(埼玉県鶴ヶ島市太田ヶ谷643-43)

 

2.違反行為の概要(根拠法令)
・指定整備記録簿の虚偽記載 (道路運送車両法第94条の6第1項)
・同一性が相違する自動車にもかかわらず適合証を交付した(道路運送車両法第94条の5第1項)
・指定整備記録簿の一部記載漏れ、記載誤り(道路運送車両法第94条の6第1項)

 

3.発生経緯
・当該指定工場で行った一部の車検に於いて、指定工場で整備した作業のみを指定整備記録簿に記載しなければならないところを、車検受付店舗で行ったオイル交換等の作業についても指定整備記録簿に記載した。
・中古車の新規検査に於いて、車検証記載の内容と検査車両の内容に相違があった場合は、保安基準適合証を交付してはならないところ、保安基準適合証を交付した。
・貨物自動車の車検に於いて、指定整備記録簿に点検結果の内容(レ点すべき箇所を/)と誤って記載した。

 

4.今後の対応
・現在、関係当局の指導の下、件の対象客に対して順次連絡をし、訂正した(指定整備記録簿は再交付する)。
・なお、今回の件では不正な請求等の行為はなく、点検、整備の作業工程に於いても不備はなかったため、車検を行った車の走行安全性等については問題ない。

 

コスモ石油は、今回の行政処分を真摯に受け止め、自動車整備事業に関わる教育の体系化を進めると共に、管理体制を強化して再発防止に努めるべく、経営陣と社員が一丸となって信頼回復に向けて全力で取り組んでいくとしている。

 

[問い合わせ先]
コスモ石油販売株式会社 総務部
電話:03-6891-9900
受付時間:9~17時半(定休日:土日祝日)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。