スマートドライブは6月29日、iーSMAS少額短期保険(以下「iーSMAS(アイエスマス)」)とともに、『テレマティクス型』保険の共同開発を行ったことを発表した。
iーSMASは、住友三井オートサービス(以下「SMAS(エスマス)」)の子会社である、SMAサポートにより新たに設立された少額短期保険業者。
iーSMASはリース車両に対して必要な修理費用を補償する「リース車両修理費用保険(以下「リペア保険」)の提供を開始し、2021年6月頃の保険募集開始を予定している。そのうち、センサーで取得される車の運転挙動に応じて保険料が変動し、安全運転及びエコ運転が保険料の低減につながる『テレマティクス型』保険の提供にあたり、スマートドライブの運転評価技術が採用されている。
SMASグループが提供を開始するリペア保険では、リース車両に対して必要な修理費用を補償するビジネスモデル特許を出願(特願 2021-55573)しており、スマートドライブが提供する『テレマティクス型」のほか、車の修理補償を賠償責任補償等と分離することでリスク分散を行う『事故実績型』の提供を予定している。
スマートドライブにおいても、主に法人向けの車両管理・運行管理を通じて、安全運転を促しながら、保険の最適化を提案できるビジネスモデルに関連する特許出願(特願 2021-74655)を行っており、様々な形でのサービス提供を視野に入れているという。
SMASとスマートドライブは2021年3月に資本業務提携しており、今後も、新たなモビリティサービスの開発を目指し、連携を進めていくとしている。