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2024年8月20日【アフター市場】

キャデラック、サージョンの限定コレクションを発表

坂上 賢治

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キャデラックのEVからインスピレーションを得た特注スニーカー

 

キャデラックは8月19日(米国ロサンゼルス発)、ロサンゼルスのデザイナー、ドミニク・チャンブローネ氏と彼のチームであるSURGEONと提携し、米国内に於いてカスタム スニーカーの限定コレクションを制作した。

 

コレクションの各スタイルは、キャデラック LYRIQ、CELESTIQ、OPTIQ、ESCALADE IQ など、キャデラックの EVポートフォリオの車両から直接インスピレーションを得ている。

 

 

このコラボレーションの切っ掛けは、キャデラックが8月26日から9月8日までニューヨークで開催される全米オープンテニストーナメントの公式車両として、プロテニス選手でありキャデラックのブランドアンバサダーでもあるフランシス・ティアフォー選手の個人的なストーリーにインスピレーションを得たカスタムスニーカーをSURGEONと共同制作したことに始まる。

 

そのうち1足は、毎年13万人以上の学生アスリートに無料または低価格のテニスプログラムと学術サービスに対する慈善支援を行っているUSTA財団のフランシス・ティアフォー基金を支援するため、CharityBuzz.comでオークションにかけられた。

 

そうした経緯から、2024年全米オープン ファン エクスペリエンスでは、フランシス・ティアフォーとのコラボレーション スニーカーと幅広いキャデラック コレクションが、インスピレーションの源となった車両とともにキャデラック ショールームに展示された。

 

 

こうした取り組みについてグローバル キャデラックでデザインのエグゼクティブ ディレクターを務めるブライアン ネスビット氏は、「キャデラックのデザイン哲学は、平凡なものを特別なものに変え、ありふれたものを個性化して自分だけのものにすることを称えるものです。

 

ドミニクと彼のチームがスニーカー業界に於けるアメリカの職人技と特注デザインの基準を確立したように、キャデラックはアメリカのラグジュアリーの基準を確立したいという願望を持っています。

 

そこで当該コレクションを実現するために、SURGEONチームはミシガン州ウォーレンにあるゼネラルモーターズのデザインセンターでキャデラックのデザイナーや職人と直接協力しました。

 

チームは、スポーティで若々しいキャデラック OPTIQ から大胆でありながら機敏な ESCALADE IQ まで、各車両のユニークなデザインディテールから影響を受けました。

 

 

スニーカーには、内装のレザーや室内装飾のパターン、織物、縫製技術、内装と外装の塗装色やデザインのヒントなど、特定の車両のデザイン要素が組み込まれています」と述べた。

 

一方でドミニク・チャンブローネ氏は、「コラボレーションと職人技は、SURGEONの業務の最前線にあります。独自のカスタム デザインで、限界を押し広げ、インスピレーションを与えるよう努めています。

 

 

本物のアメリカン ラグジュアリー デザインで限界を押し広げてきたキャデラックの製品にインスピレーションを得て、キャデラックと提携してコラボレーションできることを嬉しく思います」と語った。

 

なお今回の限定コレクションとなるカスタム「Cadillac X SURGEONシューズ( ESCALADE IQ、OPTIQ、LYRIQ、CELESTIQ )」は、9月8日より、CadillacSignature.comで期間限定で購入可能になっている。各EVシューズネームプレートは 5 足のみ (合計 20 足) 販売される。価格は発売日が近づいた時点で確定。売上金はUSTA財団のフランシス・ティアフォー基金に寄付される。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。