キャデラックのEVからインスピレーションを得た特注スニーカー
キャデラックは8月19日(米国ロサンゼルス発)、ロサンゼルスのデザイナー、ドミニク・チャンブローネ氏と彼のチームであるSURGEONと提携し、米国内に於いてカスタム スニーカーの限定コレクションを制作した。
コレクションの各スタイルは、キャデラック LYRIQ、CELESTIQ、OPTIQ、ESCALADE IQ など、キャデラックの EVポートフォリオの車両から直接インスピレーションを得ている。
このコラボレーションの切っ掛けは、キャデラックが8月26日から9月8日までニューヨークで開催される全米オープンテニストーナメントの公式車両として、プロテニス選手でありキャデラックのブランドアンバサダーでもあるフランシス・ティアフォー選手の個人的なストーリーにインスピレーションを得たカスタムスニーカーをSURGEONと共同制作したことに始まる。
そのうち1足は、毎年13万人以上の学生アスリートに無料または低価格のテニスプログラムと学術サービスに対する慈善支援を行っているUSTA財団のフランシス・ティアフォー基金を支援するため、CharityBuzz.comでオークションにかけられた。
そうした経緯から、2024年全米オープン ファン エクスペリエンスでは、フランシス・ティアフォーとのコラボレーション スニーカーと幅広いキャデラック コレクションが、インスピレーションの源となった車両とともにキャデラック ショールームに展示された。
こうした取り組みについてグローバル キャデラックでデザインのエグゼクティブ ディレクターを務めるブライアン ネスビット氏は、「キャデラックのデザイン哲学は、平凡なものを特別なものに変え、ありふれたものを個性化して自分だけのものにすることを称えるものです。
ドミニクと彼のチームがスニーカー業界に於けるアメリカの職人技と特注デザインの基準を確立したように、キャデラックはアメリカのラグジュアリーの基準を確立したいという願望を持っています。
そこで当該コレクションを実現するために、SURGEONチームはミシガン州ウォーレンにあるゼネラルモーターズのデザインセンターでキャデラックのデザイナーや職人と直接協力しました。
チームは、スポーティで若々しいキャデラック OPTIQ から大胆でありながら機敏な ESCALADE IQ まで、各車両のユニークなデザインディテールから影響を受けました。
スニーカーには、内装のレザーや室内装飾のパターン、織物、縫製技術、内装と外装の塗装色やデザインのヒントなど、特定の車両のデザイン要素が組み込まれています」と述べた。
一方でドミニク・チャンブローネ氏は、「コラボレーションと職人技は、SURGEONの業務の最前線にあります。独自のカスタム デザインで、限界を押し広げ、インスピレーションを与えるよう努めています。
本物のアメリカン ラグジュアリー デザインで限界を押し広げてきたキャデラックの製品にインスピレーションを得て、キャデラックと提携してコラボレーションできることを嬉しく思います」と語った。
なお今回の限定コレクションとなるカスタム「Cadillac X SURGEONシューズ( ESCALADE IQ、OPTIQ、LYRIQ、CELESTIQ )」は、9月8日より、CadillacSignature.comで期間限定で購入可能になっている。各EVシューズネームプレートは 5 足のみ (合計 20 足) 販売される。価格は発売日が近づいた時点で確定。売上金はUSTA財団のフランシス・ティアフォー基金に寄付される。