小売サービス・ソリューション事業の強化に向けた接客・技能グランプリ
ブリヂストンのグループ会社のブリヂストンリテールジャパンは9月6日、東京都小平市で、乗用車用タイヤチェーン店コクピット・タイヤ館のスタッフを対象に、顧客のご要望への対応力や商品・サービス提案力を競う「接客グランプリ」と、タイヤ交換作業の正確さとスピードを競う「技能グランプリ」をグループ内なに於いて開催したことを(11月28日)明らかにした。
両競技会には、地区予選を含め総勢425名が参加し、顧客に選ばれる店舗を目指し知識や技術の研鑽を行った。
接客グランプリ競技の様子
顧客対応力・提案力を競う「接客グランプリ」
「接客グランプリ」は、小売スタッフの接客力の向上を目的に実施されている大会で、1996年から実施している。
ロールプレイング形式で選手(スタッフ)がお客様役に対し商談を実施し、適切な対応・顧客の困りごとに寄り添った提案が出来ているかを採点し、ポイントを競い合うもの。
今大会では、特にブリヂストンのDNAである「お客様の困りごとに寄り添う」に則った”一人ひとりに合った顧客視点の接客で、Life Time Value※1向上を図る”、をテーマに競い合った。
技能グランプリ競技の様子
安全標準に基づいたタイヤ交換作業とスピードを競う「技能グランプリ」
「技能グランプリ」は、サービススタッフの作業スキル向上を目的に実施されている大会で、2022年から実施している。
車両に装着されているタイヤを外し、新品タイヤに交換し、車両に装着する過程を作業標準通りかつスピーディに作業が出来ているか等によって採点されるポイントを競い合うもの。今大会では、「専門店ならではの正確性と質の高い作業」をテーマに競った。
上記の「接客グランプリ」と「技能グランプリ」では、チェーン店の模範となる選手が出場。出場選手による優れた競技事例を共有することで、コクピット・タイヤ館チェーン全体の「接客・接遇力/作業品質」といったサービス力の底上げを実現するのが目的だ。
ブリヂストンは、昨年発表した「2030年 長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」に沿って、プレミアムタイヤ事業や、プレミアムタイヤ・サービスを現場で顧客へ提供する小売サービスソリューションネットワークの拡充をグローバルで推進している。
日本国内においては「B-select(高い接客・作業品質を保つ店舗ネットワーク)」を称した「断トツネットワーク」による「断トツ商品」や「断トツサービス」の提供を通じ、プレミアムな顧客体験を顧客へ提供し、タイヤの使用をより安心・安全なものにすることで社会価値と顧客価値の創造の両立を目指している。
今回の「接客・技能グランプリ」の実施・消化にあたってブリヂストンでは、「ふたつの競技を通じたスタッフの更なる知識・技術・提案力の向上により、店舗近隣にお住いのユーザー様の安全を足元から支えること。
また、お客様の困り事やご要望を的確に把握し、接客を通じた対応・提案を行うことで、企業コミットメント〝Bridgestone E8 Commitment(サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社)〟に掲げる〝Ease(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowermentの8つの価値)により、安全で心地よいモビリティライフを支えること〟にコミットしていきます」と話している。