ブリヂストンの欧州子会社であるブリヂストン・ヨーロッパ(以下、BSEMIA)は、5月1日(欧州現地時間)、ドイツ南部でタイヤ販売を含む自動車関連サービスを提供する「REIFF Reifen und Autotechnik(以下、REIFF社)」を買収する最終契約を締結した。
なお、この買収の財務的詳細は非開示で、株式取得は欧州当局の認可を取得次第(6月1日)完了する見込み。
REIFF社は、Reiff、Netto、ABSのブランドで小売店網42店および、タイヤリトレッド工場1拠点を運営。この買収により、ブリヂストングループは、ドイツにおけるタイヤ販売店網を拡充し、ソリューション事業を強化する。
ブリヂストングループは、戦略として掲げる、商品・サービス・ネットワークの強みと「デジタル」技術を組み合わせ、新たな価値を提供するソリューション事業について、欧州市場で、過去4年間に英国、フランス、ドイツ、スペインなどで買収や合弁により、サービスネットワークを強化している。
[会社概要]
<BSEMIA>
– 会社名:Bridgestone Europe NV/SA
(ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー)
– 所在地:ベルギー王国 ブリュッセル
– CEO兼President:Laurent Dartoux(ローラン・ダルトー)
– 資本金:1,557,120千ユーロ
– 資本比率:株式会社ブリヂストン 100%
– 事業内容:
欧州・ロシア・中近東・アフリカ・インド事業の統括および、自動車タイヤの販売
<REIFF 社概要>
– 会社名:REIFF Reifen und Autotechnik GmbH
(ライフ ライフェン アンド オートテクニク)
– 所在地:ドイツ ロイトリンゲン
– 事業内容:乗用車用タイヤ販売、タイヤ関連サービス・部品の提供
– 従業員数:500名(2020年4月末時点)
– HP:https://www.reiff-reifen.de/de/content/A-B-S-Autoservice.html