ブリヂストンの欧州子会社ブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴィー・エスエー(BSEMEA)は、英国南西部で乗用車タイヤの販売を含む、自動車関連サービスを提供しているExhaust, Tyres and Batteries (Worcester) (ETB)の株式を100%取得した。
ETBは、Exhaust, Tyres and BatteriesとBritannia Tyresブランドで32店舗を保有し、毎月1万人以上に商品やサービスを提供していると云う。
今回の買収により、同社グループは、英国におけるタイヤ販売店網を拡充。
ブリヂストングループは、欧州事業における小売網の強化を基本戦略の1つとして掲げ、過去4年間に、フランスやドイツなどで買収や合弁により小売網の強化を図っており、今回の買収も、その成長戦略の一環となる。
なお、財務的詳細は非開示。株式取得は2018年9月6日に完了しているとのことだ。
[会社概要]
<BSEMEA>
– 会社名:Bridgestone Europe NV/SA (ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー)
– 所在地:ベルギー王国 ブリュッセル
– CEO兼President:Paolo Ferrari (パオロ・フェラーリ)
– 資本金:984,063千ユーロ
– 資本比率:株式会社ブリヂストン 100%
– 事業内容:欧州・ロシア・中近東・アフリカ事業の統括及び自動車タイヤの販売
<ETB>
– 会社名:Exhaust, Tyres and Batteries (Worcester) Ltd.
(イグゾースト・タイヤズ・アンド・バッテリーズ・リミテッド)
– 所在地:英国 ウスター
– 設立年:1980年
– 事業内容:乗用車用タイヤ販売、自動車関連サービス・部品の提供
– 従業員数:265名 (2018年8月末時点)
■Exhaust, Tyres and Batteries (Worcester) Ltd.(英語):https://www.etbtyres.co.uk/