ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストン サウスアフリカ ピーティーワイ リミテッド(BSAF)は11月4日(現地時間11月3日)、同社が保有するポートエリザベス工場(PE工場)を11月15日に閉鎖すると発表した。今回の発表は、2020年8月20日から実施していた労働組合をはじめとする関係者との閉鎖に向けた協議が完了し、合意に至ったことを受けたもの。
ブリヂストングループは中長期事業戦略の実行に向けて、「コア事業」であるタイヤ・ゴム事業と、「成長事業」であるソリューション事業による当社独自のビジネスモデルの構築を進めている。タイヤ・ゴム事業においては、生産拠点の最適化を含めた経費・コスト構造改革とともに、プレミアムビジネス戦略強化等を進めて「稼ぐ力の再構築」を図っており、今回の閉鎖はその取り組みの一環となる。
なお、ブリヂストンでは、今回の閉鎖が当期の連結業績に与える影響は軽微だとしている。