ブリヂストン(BS)は3月4日、2021年のモータースポーツ活動計画を発表した。
2021年も引き続き、4輪レースでは主に「POTENZA」ブランド、2輪レースでは主に「BATTLAX」ブランドのタイヤで、トップカテゴリーレースからアマチュアドライバーによる参加型レースまで、国内外の様々なモータースポーツをサポートしていくという。
国内では4輪レースの「SUPER GT」や2輪の「全日本ロードレース」にタイヤを供給。海外では同社グループが2025年までオフィシャルタイヤサプライヤーとして「Firestone」ブランドのタイヤをワンメイクで供給する北米の「NTT INDYCAR SERIES」や世界最高峰の2輪耐久レースである「FIM (国際モーターサイクリズム連盟)世界耐久選手権」などに供給する予定。同社では、これら国内外のトップカテゴリーレースへのタイヤ供給を通じて、タイヤの技術力向上を推進するとしている。
また、日本国内で行われる「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」や「全日本ジムカーナ選手権」、「全日本カート選手権」、「全日本モトクロス選手権」などのアマチュアドライバーも参戦可能な参加型レースにおいても、タイヤ供給を通じて、多くの方に「走る楽しさ」を提供する、としている。
さらに同社では、次世代のモータースポーツもサポートしていくことを明らかにしており、今秋10月にアメリカのインディアナポリスモータースピードウェイで開催予定の世界初の高速自律走行レース「Indy Autonomous Challenge(IAC)」に新たにタイヤを提供予定。またオーストラリアで開催される世界有数のソーラーカーレースである「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」にも2030年まで継続してタイヤを提供していくとのことだ。
同社発表の各カテゴリーでの活動詳細は以下の通り。
【4輪レース】
1. SUPER GT
・ 国内で随一の人気を誇るトップカテゴリーレースで、国内外のタイヤメーカーがタイヤを供給。
・ 2020年は、GT500クラスでBSタイヤ装着チームがドライバーズチャンピオン及びチームチャンピオンを獲得。
・ 2021年は、GT500クラスは9チーム、GT300クラスでは5チームにタイヤを供給。
<SUPER GT GT500クラス>
タイヤ: POTENZA RACING TIRE
1−チーム
2−ドライバー
3−マシン
1−TGR TEAM ENEOS ROOKIE
2−大嶋 和也/山下 健太
3−ENEOS X PRIME GR Supra
1−TGR TEAM au TOM’S
2− 関口 雄飛/坪井 翔
3−au TOM’S GR Supra
1−TGR TEAM KeePer TOM’S
2−平川 亮 /Sacha Fenestraz
3−KeePer TOM’S GR Supra
1−TGR TEAM ZENT CERUMO
2−立川 祐路/石浦 宏明
3−ENT CERUMO GR Supra
1−TGR TEAM SARD
2−eikki Kovalainen 中山 雄一
3−DENSO KOBELCO
SARD GR Supra
1−TEAM IMPUL
2−平峰 一貴/松下 信治
3−カルソニック IMPUL GT-R
1−ARTA
2−野尻 智紀/福住 仁嶺
3−ARTA NSX-GT
1−Astemo REAL RACING
2−塚越 広大 /Bertrand Baguette
3−Astemo NSX-GT
1−TEAM KUNIMITSU
2−山本尚貴 /牧野 任祐
3−STANLEY NSX-GT
<SUPER GT GT300クラス>
タイヤ: POTENZA RACING TIRE
1−チーム
2−ドライバー
3−マシン
1−muta Racing INGING
2−加藤 寛規/阪口 良平
3−muta Racing Lotus MC
1−apr
2−嵯峨 宏紀 /中山 友貴
3−TOYOTA GR SPORT
PRIUS PHV apr GT
1−埼玉トヨペットGreen Brave
2−吉田 広樹 /川合 孝汰
3−埼玉トヨペットGB GR Supra GT
1−ARTA
2−高木 真一 /佐藤 蓮
3−ARTA NSX GT3
1−K2 R&D LEON RACING
2−蒲生 尚弥 /菅波 冬悟
3−LEON PYRAMID AMG
2. カートレース
・ 将来有望な若手レーサーを育成するカテゴリー。国内外でタイヤを供給。
・ 国内カテゴリーでは2020年は全日本カート選手権OKクラスシリーズチャンピオンを獲得し、2021年もシリーズ連覇を目指し、多くのチーム・ドライバーをサポート。
タイヤ: BRIDGESTONE RACING KART TIRE
1−クラス
2−チーム
3−ドライバー
1−全日本カート選手権OKクラス
2−TONYKART RACING TEAM JAPAN
3−佐々木 大樹/岩崎 有矢斗/荒尾 創太
1−全日本カート選手権OKクラス
2−INTREPID JAPAN CORSE
3−佐藤 凌音
1−全日本カート選手権OKクラス
2−BIRELART RANGO RACING
3−高橋 悠之/佐野 雄城
1−全日本カート選手権OKクラス
2−TEAM KOSMIC KARTING
3−小椋 梓
3. 全日本ジムカーナ選手権
・ 同選手権では、「POTENZA RE-12D TYPE A」及び「POTENZA RE-11S」のタイヤを供給。
・ 2020年は3クラスでBSタイヤ装着ドライバーがシリーズチャンピオンを獲得。
タイヤ: POTENZA RE-12D TYPE A、POTENZA RE-11S
1−クラス
2−ドライバー
3−マシン
1−JG1
2−西原 正樹
3−スバル インプレッサ
1−JG1
2−菱井 将文
3−ミツビシ ランサーエボリューション
1−JG6
2−ユウ
3−マツダ ロードスターRF
1−JG7
2−山野 哲也
3−アバルト 124スパイダー
4. 「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」
・ プロドライバーだけでなく、多くのアマチュアドライバーも参加するモータースポーツのひとつ。
・ プロドライバーも参戦するプロフェッショナルシリーズには「POTENZA RE-07D」、アマチュアドライバーが参加するクラブマンシリーズには「POTENZA RE-12D」のタイヤを供給。
・ 2020年はプロフェッショナルシリーズでシリーズチャンピオンと最多勝を、クラブマンシリーズエキスパートクラスでシリーズチャンピオンを獲得。
タイヤ: POTENZA RE-07D
1−クラス
2−チーム
3−ドライバー
1−プロフェッショナルシリーズ
2−CG ROBOT RACING TEAM
3−久保 凜太郎/手塚 祐弥
1−プロフェッショナルシリーズ
2−小倉クラッチwithレボリューション
3−佐々木 雅弘
1−プロフェッショナルシリーズ
2−RECRO 86/BRZ RACING TEAM
3−井口 卓人
1−プロフェッショナルシリーズ
2−T by Two CABANA Racing
3−堤 優威
1−プロフェッショナルシリーズ
2−埼玉トヨペットGreen Brave
3−吉田 広樹/川合 孝汰
1−プロフェッショナルシリーズ
2−ARTA with G-7AUTOSERVICE
3−大西 隆生
1−プロフェッショナルシリーズ
2−まんさく自動車
3−井上 尚志
1−プロフェッショナルシリーズ
2−T2 FACTORY Racing Team
3−鶴賀 義幸
タイヤ: POTENZA RE-12D
1−クラス
2−チーム
3−ドライバー
1−クラブマンシリーズ
エキスパートクラス
2−SAITAMA TOYOTA MOTOR SPORTS
3−花里 祐弥
1−クラブマンシリーズ
エキスパートクラス
2−徳島トヨタレーシング
3−菱井 将文
1−クラブマンシリーズ
エキスパートクラス
2−AVANTEC RACING TEAM
3−岩岡 万梨恵
5. マツダグラスルーツモータースポーツカテゴリー
・ モータースポーツの楽しさを体感してもらう場として、2021年も「POTENZA Adrenalin RE004」のタイヤをワンメイクで供給。
タイヤ: POTENZA Adrenalin RE004
1−レース名
2−クラス
1−ROADSTER Party RaceⅢ
2−NCシリーズ、NDシリーズ、NDクラブマン
1−MAZDA Fan CIRCUIT TRIAL
2−NORMALクラス
1−MAZDA Fan ENDURANCE
2−NORMALクラス
6. 「NTT INDYCAR SERIES」
・ 北米最高峰のフォーミュラカーレース。
・ 当社グループは、2025年まで当レースのオフィシャルタイヤサプライヤーとなることを発表。2000年から始まった「Firestone」ブランドタイヤの独占供給が今年で22年目を迎える。
・ 2021年は、引き続きRAHAL LETTERMAN LANIGAN RACINGでシリーズチャンピオンに挑む佐藤琢磨選手をはじめ、多くの選手をサポート。
タイヤ: FIRESTONE FIREHAWK RACE TIRE
1−チーム
2−エンジン
3−ドライバー
1−A.J. FOYT ENTERPRISES
2−Chevrolet
3−Dalton KELLETT/Sebastien BOURDAIS/Charlie KIMBALL
1−ANDRETTI AUTOSPORT
2−Honda
3−Colton HERTA/Alexander ROSSI/Ryan HUNTER-REAY
1−ANDRETTI STEINBRENNER AUTOSPORT
2−Honda
3−James HINCHCLIFFE
1−ANDRETTI HERTA WITH MARCO & CURB-AGAJANIAN
2−Honda
3−Marco ANDRETTI
1−ARROW MCLAREN SP
2−Chevrolet
3−Patricio O’WARD /Felix ROSENQVIST /Juan Pablo MONTOYA
1−CARLIN
2−Chevrolet
3−未定
1−CHIP GANASSI RACING
2−Honda
3−Marcus ERICSSON /Scott DIXON /Alex PALOU /Jimmie JOHNSON /Tony KANAAN
1−DALE COYNE RACING with RICK WARE RACING
2−Honda
3−Romain GROSJEAN /未定
1−DALE COYNE RACING with VASSER-SULLIVAN
2−Honda
3−Ed JONES
1−ED CARPENTER RACING
2−Chevrolet
3−Ed CARPENTER /Conor DALY /Rinus VEEKAY
1−MEYER SHANK RACING
2−Honda
3−Jack HARVEY /Helio CASTRONEVES
1−PARETTA AUTOSPORT
2−Chevrolet
3−Simona de SILVESTRO
1−RAHAL LETTERMAN LANIGAN RACING
2−Honda
3−Graham RAHAL /佐藤 琢磨
1−TEAM PENSKE
2−Chevrolet
3−Josef NEWGARDEN /Scott MCLAUGHLIN /Will POWER /Simon PAGENAUD
【2輪レース】
1. FIM 世界耐久選手権(EWC)
・ 2輪のロードレースの世界選手権で唯一、複数のタイヤメーカーがタイヤを供給するレース。
・ 2021年シーズンは、新たにYOSHIMURA SERT MOTULチームを加えた3チームにタイヤを供給。
1−クラス
2−チーム
3−ライダー
4−マシン
1−EWC
2−F.C.C. TSR Honda France
3−Josh HOOK /Mike DI MEGLIO /高橋 裕紀
4−HONDA
1−EWC
2−YART Yamaha Official EWC Team
3−Niccolo CANEPA /Karel HANIKA /Marvin FRITZ
4−YAMAHA
1−EWC
2−YOSHIMURA SERT MOTUL
3−Sylvain GUINTOLI /Gregg BRACK /Xavier SIMEON
4−SUZUKI
2. FIM世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース
・ 2019年は当社タイヤ装着チームが14年連続優勝を達成。
・ 2020年は大会が中止。2021年度も多くのチームにタイヤを供給し、共に勝利を目指す。
尚、2021年度の鈴鹿8時間耐久のサポートチームについては、開催前に発表を予定。
3. MFJ全日本ロードレース選手権
・ 2020年は、JSB1000とST600の2クラスで、ブリヂストンタイヤ装着ライダーがシリーズチャンピオンを獲得。2021年もJSB1000の13チーム、J-GP3クラスも含め多くのライダーにタイヤを供給。
・ ST600クラスには、「BATTLAX RACING R11 (NHS)」のタイヤを供給し、2021年もワンメイクでレースを支える。
タイヤ: RACING BATTLAX TIRE
1−クラス
2−チーム
3−ライダー
4−マシン
1−JSB1000
2−YAMAHA FACTORY RACING TEAM
3−中須賀 克行
4−YAMAHA
1−JSB1000
2−MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
3−名越 哲平
4−HONDA
1−JSB1000
2−Astemo Honda Dream SI Racing
3−清成 龍一
4−HONDA
1−JSB1000
2−Honda Dream RT 桜井ホンダ
3−濱原 颯道
4−HONDA
1−JSB1000
2−Kosuke racing
3−秋吉 耕佑
4−HONDA
1−JSB1000
2−Honda Suzuka Racing Team
3−亀井 雄大
4−HONDA
1−JSB1000
2−Team ATJ
3−岩田 悟
4−HONDA
1−JSB1000
2−TOHO Racing
3−國川 浩道
4−HONDA
1−JSB1000
2−BabyFace Powerd by YOSHIMURA
3−津田 一麿
4−SUZUKI
1−JSB1000
2−Team KAGAYAMA
3−加賀山 就臣
4−SUZUKI
1−JSB1000
2−will raise racing RS-ITOH
3− 柳川 明
4−KAWASAKI
1−JSB1000
2−チームスガイ レーシングジャパン
3−須貝 義行
4−DUCATI
1−JSB1000
2−Team TARO PLUS ONE
3−関口 太郎
4−BMW
1−J-GP3
2−SDG MOTORSPORT RT HARC-PRO
3−成田 彬人
4−HONDA
1−J-GP3
2−マルマエMTR
3−徳留 真紀
4−HONDA
1−J-GP3
2−Team PLUS ONE
3−ライダー
4−HONDA
1−ST600
2−ブリヂストンワンメイク
4. MFJ全日本モトクロス選手権
・ 2020年は、IAIとレディースクラスで当社タイヤ装着ライダーがシリーズチャンピオンを獲得。
・ 2021年シーズンもIA1とIA2クラス、レディースクラスの各クラスでタイヤを供給。
–タイヤ: BATTLECROSS X10/X20/X30/X40、その他モトクロスレース用タイヤ
1−クラス
2−チーム
3−ライダー
4−マシン
1−IA1
2−Honda Dream Racing Bells
3−山本 鯨
4−HONDA
1−IA1
2−Bells Racing
3−小島 庸平
4−HONDA
1−IA1
2−T.E.SPORT with GOSHI
3−大塚 豪太
4− HONDA
1−IA1
2−T.E.SPORT
3−小野 千成
4−HONDA
1−IA1
2−TEAM KOHSAKA
3−道脇 右京 /道脇 白龍
4−HONDA
1−IA1
2−TKM motor sports
3−横澤 拓夢
4−HONDA
1−IA1
2−bLU cRUレーシングチーム鷹
3−星野 優位
4−YAMAHA
1−IA1
2−Team SBE
3−星野 裕
4−SUZUKI
1−IA1
2−SRF 関東AS清水
3−上原 巧 /西 元気
4−SUZUKI
1−IA2
2−Honda Dream Racing Bells
3−大城 魁之輔
4−HONDA
1−IA2
2−Bells Racing
3−柳瀬 大河
4−HONDA
1−IA2
2−T.E.SPORT
3−根岸 瑞生
4−HONDA
1−IA2
2−bLU cRU エムFACTORY
3−鳥谷部 晃太
4−YAMAHA
1−IA2
2−竹沢OFC
3−室井 政伸
4−YAMAHA
1−IA2
2−SRF 関東AS清水
3−齋藤 健太 /真野 凌輔
4−SUZUKI
1−IA2
2−98% RACING
3−福村 鎌
4−SUZUKI
1−IA2
2−Team SBE
3−近藤 雄紀
4−SUZUKI
1−IA2
2−マウンテンライダーズ
3−内田 篤基 /池田 凌 /阿久根 芳仁
4−KAWASAKI
1−LMX
2−T.E.SPORT
3−川井 麻央 /小野 彩葉 /山崎 琴乃
4−HONDA
1−LMX
2−Team SBE
3−瀬尾 柚姫
4−SUZUKI