ビッグモーターは2月14日、特定整備等で不正が行われたとして、42事業場(車検整備や完成検査を含む)が、各地方運輸局より道路運送車両法に基づく行政処分を受けたことを発表した。なお同社は、告知を受けた行政処分の内容に関しての異存はないとして、各運輸局に対して聴聞会を欠席する旨を返答している。
[処分内容]
・指定自動車整備事業:5事業場で取消、11事業場で停止。
・自動車特定整備事業:22事業場で停止。
[今後の対応]
・対応に不備のあった客に対しては、順次同社から個別に連絡をした上で、無料で再整備・点検を実施する。
・当該42事業場で車検・整備を予約している人にも、順次今後の対応を連絡する。
・オイル交換等に関しては引き続き利用可能。
・今年1月に行政処分を受けた事業場の中には、行政処分が明けて通常営業を行っている店舗がある。
ビッグモーターは、国の認可を受けた指定自動車整備事業者および自動車特定整備事業者として、責任のある整備等を実施する立場にありながら、このような事態を招いてしまったことに、改めて謝罪すると共に、今後は、信頼回復に向けて全社を挙げて尽力していくとしている。
<事業場別行政処分内容>
<34事業場別行政処分明け>