ビッグモーターとビーエムホールディングス、ビーエムハナテンの3社(以下、ビッグモーター社)は10月13日、全国に所在する事業場の内、特に鈑金工場を併設する34事業場で7月28日実施された国土交通省・各地方運輸局による一斉立入検査の結果、種々の道路運送車両法の規定違反があったとして、同日、各地方運輸局より、予定される行政処分の内容とそれらに係る聴聞の実施についての通知を受領したと発表した。
行政処分(案)の概要は、以下の通り。
<処分内容>
・指定自動車整備事業:12事業場での取消、11事業場での停止。
・自動車特定整備事業:33事業場での停止。
なお、以上の処分内容は、聴聞の上で確定されるため、同社は、処分の内容が確定され次第、改めて報告するとしている。
ビッグモーター社は、問題が発覚した客への今後の対応について、個別に連絡を取った後に、無料で再整備・点検を実施していくとしている。また、処分予定の34事業場で車検・整備を予約している人にも、今後の対応について連絡を行うとしている。
なお、当該34事業場以外の事業場では、現時点では車検・整備サービスも含め通常通り営業をしており、また、当該34事業場に於いても、オイル交換等に関しては引き続き利用が可能であると云う。
[事業場別行政処分の内容]