オートバックスセブン(以下、オートバックス)は11月15日、整備事業を中心とする一部事業者に向けた専用商品の卸売りを、来年1月からテスト展開すると発表した。
取り扱い商品は、整備事業者に特に需要が多いタイヤやオイル、バッテリーを中心に専用商品をラインアップし、その他のカー用品についても今後拡充させていくと云う。
オートバックスではこれまで、チェーン加盟店舗への商品の卸売りにより事業拡大を図ってきたが、近年、新たな販路開拓のため、BtoB事業として、官公庁や全国規模の事業者に向けた法人販売に加え、ホームセンターや異業種小売店への卸売りにも事業を拡大している。
そして今回、来年1月から、整備事業を中心とした一部の事業者に向けた専用商品の卸売りのテスト展開を開始する。取扱商品は当面、車検や定期メンテナンス時に交換が必要となるタイヤやオイル、バッテリー等を中心としたものとなるが、今後、その他のカー用品にも拡充させていくと云う。
オートバックスは、これにより、整備事業者がメンテナンス用品を廉価で安定的に調達できるようになるため、その品質向上や収益性改善につなげられるとしている。また、将来的には、商品の売り買いの関係だけでなく、自動車整備業界全体として、これまで以上に利用客の利便性向上を図ることを目指し、整備事業者との相互協力・情報共有できる仕組みをつくるなど、相互連携の方法についても検討していきたいとしている。
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