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2024年8月21日【アフター市場】

オートバックス、車両盗難対策のスマホアプリを刷新

NEXT MOBILITY編集部

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オートバックス・ロゴ

オートバックスセブンは8月21日、デジタル技術による車両盗難防止を目指し、2023年に発売した専売商品の通信型カーセキュリティ「SMART BLOCKER(スマートブロッカー)」の後継モデル「SMART BLOCKER 2 」を、同日より全国のオートバックスグループ店舗で販売すると発表した。

 

スマートブロッカー2は、スマートフォンによるエンジン始動可否を制御することで、昨今多発しているリレーアタックやCANインベーダーなどに加え、最新手口の「通称:ゲームボーイ」を使ったデジタル技術による短時間での車両盗難手法に対応。従来モデルよりもセキュリティON/OFF切り替え時のレスポンスが大幅に高められており、利便性も向上していると云う。

 

同商品は、車両へセキュリティ部品を取り付けた後に専用Webサイトに登録することで、スマートフォンからエンジンの始動可否のコントロールが可能に。セキュリティ警戒中にドア解錠された場合には、スマートフォンに異常を感知した旨を通知するほか、万が一の盗難時には、セキュリティ本体のGPS機能により車両の現在地の追跡もできる。

 

さらに、専用アプリの段階的なアップデートにより、新たな機能の追加も可能。オートバックスでは、最先端の「進化し続けるカーセキュリティ」として、今後もユーザーのニーズに合わせて、新たな機能の追加を実施していく予定だと云う。

 

アプリの利用料は月額1,480円の「ライトプランR」と、1,980円の「スタンダードプランR」の2プランを設定。プランにより、使用できる機能が異なるとのこと。

 

専用アプリの画面イメージ。

専用アプリの画面イメージ。

 

<商品概要>
– 商品名:SMART BLOCKER2(スマートブロッカー2)
– プラン・機能:

(1)ライトプランR

・月額利用料:1,480円
・機能:エンジン始動可否制御、ドア開閉通知、衝撃検知通知、バッテリー電圧低下通知、現在地追跡、Webプッシュ通知、複数台制御、衝撃検知感度調整。

(2)スタンダードプランR(上記機能に加え、以下を追加)

・月額利用料:1,980円
・機能:ジオフェンス通知、通知メンバー追加。

– 価格(税込):

・本体:62,300円
・車種専用ハーネス:11,000円~
・取付工賃:16,500円
・アプリ利用料:月額1,480円/1,980円

– 販売チャネル:全国のオートバックス、スーパーオートバックス、A PITオートバックス。

– 適合車種:オートバックスの専用HP にて確認。

 

オートバックスは、「社会の交通の安全とお客様の豊かな人生の実現」というパーパスの下、これからも様々な事業を通じて、利用客の安全・安心と、利便性向上に取り組み続けると共に、環境・社会課題の解決へ向けた取り組みにも挑戦していくとしている。

 

[問い合わせ先]
オートバックスお客様相談センター
フリーコール:0120-454-771
受付時間:9~12時/13~17時半(土日・祝日を除く)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。