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2021年3月5日【アフター市場】

オートバックス、ジョイフル車検・タイヤセンターを買収

NEXT MOBILITY編集部

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オートバックスセブン(以下、オートバックス)は3月5日、ホームセンターを運営するジョイフル本田と、同社の非連結子会社「ジョイフル車検・タイヤセンター」の全株式(52万株)を譲受する株式譲渡契約を締結したと発表した。

 

ジョイフル車検・タイヤセンターは、東京都および千葉、群馬、栃木、茨城県で車検・整備・タイヤ販売事業を行う会社。オートバックスは、4月1日付で、ジョイフル車検・タイヤセンターの全株式を取得し、完全子会社化する。なお株式取得額は、非開示。当該株式取得が今期の連結業績に与える影響は軽微としている。

 

オートバックスは、ジョイフル車検・タイヤセンターの子会社化を通じて、ホームセンター利用者に、同社の強みを活かした商品やサービスを提供することで、さらなる収益拡大を目指すと共に、今回の契約締結を契機に、新たな付加価値が提供できるよう、ジョイフル本田とのアライアンスを模索・検討するとしている。

 

 

[株式取得の内容]

 

①異動する子会社(ジョイフル車検・タイヤセンター)の概要(2月28日現在)

 

(1)名称:株式会社ジョイフル車検・タイヤセンター
(2)所在地:千葉県印西市牧の原二丁目1番
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 𠮷成 等
(4)事業内容:

各種自動車の整備及び修理、自動車の部品・付属品及び工具の販売、各種自動車の販売、自動車のオークション代行、委託販売業、倉庫業、損害保険代理業。

(5)資本金:260百万円
(6)設立年月:1965年2月
(7)大株主及び持株比率:株式会社ジョイフル本田 100%
(8)オートバックスとジョイフル車検・タイヤセンターの関係

・資本関係:オートバックスセブンとジョイフル車検・タイヤセンターの間には、記載すべき資本関係はない。
・人的関係:オートバックスセブンとジョイフル車検・タイヤセンターの間には、記載すべき人的関係はない。
・取引関係:オートバックスセブンとジョイフル車検・タイヤセンターの間には、記載すべき取引関係はない。

 

※当該会社の経営成績および財政状態は、非開示。

 

②取得株式数および取得前後の所有株式の状況

 

(1)異動前の所有株式数:0株(議決権の数:0個/所有割合:0%)
(2)取得株式数 520,000株(議決権の数:520,000個/所有割合:100%)
(3)異動後の所有株式数 520,000株(議決権の数:520,000個/所有割合:100%)

 

※取得価額は譲渡会社との協議により決定。取得価額については、譲渡会社との合意により非開示。

 

 

[株式取得の相手先の概要]

 

(1)名称:株式会社ジョイフル本田
(2)所在地:茨城県土浦市富士崎一丁目16番2号
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役 細谷 武俊
(4)事業内容:

ホームセンター、ガーデンセンター、ペットセンター、リフォーム(増改築工事、外構工事)、アート・クラフト等。

(5)資本金:12,000百万円
(6)設立年月:1975年12月
(7)オートバックスセブンとジョイフル本田の関係:

・資本関係:オートバックスセブンとジョイフル本田の間には、記載すべき資本関係はない。
・人的関係:オートバックスセブンとジョイフル本田の間には、記載すべき人的関係はない。
・取引関係:オートバックスセブンとジョイフル本田の間には、記載すべき取引関係はない。

 

 

[日程]

 

(1)株式譲渡契約締結日:2021年3月5日(金)
(2)株式譲渡日:2021年4月1日(木)(予定)

 

 

[株式取得後の概要(予定)]

 

当該子会社では、4月1日開催予定の臨時株主総会での承認を経て、下記変更が行われる予定。

 

(1)名称:【仮称】株式会社 BACS Boots
(2)所在地:千葉県印西市牧の原二丁目1番
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役会長 北川 幸弘/代表取締役社長 川崎 博

 

 

■ジョイフル車検・タイヤセンター:https://www.joyfulsyaken.co.jp/

■ジョイフル本田:https://www.joyfulhonda.com/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。