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2018年2月28日【アフター市場】

オーテックジャパン、セレナ e-POWERのカスタムカーと福祉車両を発売

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車の関連会社オーテックジャパンは、「セレナ e-POWER」をベースに、カスタムカー「AUTECH」、ならびに、「ステップタイプ」、福祉車両「ライフケアビークル(LV)*1」シリーズの「セカンドスライドアップシート」、「チェアキャブ スロープタイプ」を設定し、日産の販売会社を通じて3月1日より全国一斉に発売する。

オーテックジャパン・ロゴ

■セレナ e-POWER「AUTECH」

 

セレナ e-POWER「AUTECH」では、エクステリアに、プレミアムスポーティとしての細部まで作り込まれたディティール、メタリックシルバーの専用パーツにより上質と先進性を表現。

 

また、インテリアには、クリスタルスエード仕様のシートを採用。「AUTECH」のアイコニックカラーであるブルーを随所にあしらい、上質な素材とディティールにこだわった、個性的かつエレガントな空間を演出したとしている。

 

ボディカラーは、2トーンカラーを含む8色をラインアップする。

■セレナ e-POWER「ステップタイプ」

 

セレナ e-POWER「ステップタイプ」は、助手席の乗降と助手席側スライドドアから後席の乗降、同時に使えるロングステップを採用したモデル。

 

助手席ドア・助手席側スライドドアの開閉と連動して、ステップが展開・格納する。

 

また、ステップイルミネーションを装備し、暗い場所でも安心して乗降できるため、小さな子供がいる家庭にもおすすめのモデルだとしている。

■セレナ e-POWER「ライフケアビークル(LV)」シリーズ

 

・セカンドスライドアップシート

セカンドスライドアップシートは、2列目左側シートが、車両の外側に電動で回転・昇降することで、車への乗り降りが容易にできる車両。

 

スライドアップシートには、シートの回転・昇降操作に加え、シートスライドとシートリクライニングの操作を可能とした多機能ワイヤレスリモコンを標準装備し、利便性を高めている。

・チェアキャブ スロープタイプ

チェアキャブ スロープタイプは、バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるよう、手動式のスロープと車いす乗降アシスト装置(電動ウインチ)、車いす固定装置(電動式)を装備した車いす仕様車。

 

セレナ e-POWERには、車いすは3列目シートの左右を格納して乗車、車いす1名を含めて5名が乗車可能な「車いす1名サード仕様」を設定。

 

車いす利用者が乗車しない場合、乗車定員は7名となる。

 

また、3列目シートが格納時に側面の窓をふさがないため、車いすスペースが明るく、車窓を楽しみながら快適なドライブができるとしている。

*1:日産自動車グループでは、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいる。

 

 

[セレナ e-POWER「AUTECH」車両概要]

 

○ 仕様:e-POWER AUTECH

○ ベース車:e-POWER ハイウェイスター

○ e-POWER AUTECHの主な特別装備:

・AUTECH専用エクステリア(フロントグリル、フロントプロテクター(メタル調フィニッシュ)、サイドシルプロテクター、リヤバンパー、リヤプロテクター(メタル調フィニッシュ)、AUTECH専用エンブレム)
・LEDヘッドランプ
・LEDフォグランプ
・サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー(メタル調フィニッシュ)
・AUTECH専用インテリア(クリスタルスエードシート「AUTECH」刺繍(ブルーステッチ)、スエード調ドアトリム、スエード調インストパッド(ブルーステッチ))
・専用本革巻3本スポークステアリング(ブルーステッチ)
・ピアノ調パワーウインドウスイッチフィニッシャー
・専用センタークラスターエンブレム
・195/65R15 91Sタイヤ&専用15インチアルミロードホイール

○ ボディカラー:
・シャイニングブルー(PM)<#RAW>
・アズライトブルー(P)<#RBR>
・ブリリアントホワイトパール(3P)<#QAB・特別塗装色>
・ダイヤモンドブラック(P)<#G41・特別塗装色・スクラッチシールド>
・インペリアルアンバー(P)<#CAS・特別塗装色・スクラッチシールド>
・マルーンレッド(RPM)<#NBB・特別塗装色>
・ダークメタルグレー(M)<#KAD>
・ブリリアントホワイトパール(3P)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン<#XAM・特別塗装色・スクラッチシールド>

 

(PM)はパールメタリック、(P)パール、(3P)は3コートパール、(RPM)はマルチフレックスパールメタリック、(M)はメタリックの略。
※内装色はブラック〈G〉

 

[全国希望小売価格](消費税込み)(単位:円)

 

<車種、駆動、エンジン、ベース車グレード、ミッション、価格>
– e-POWER AUTECH、2WD、HR12DE-EM57、e-POWER ハイウェイスター、-、3,821,040

 

<車種、駆動、エンジン、ベース車グレード、ミッション、価格>
– ステップタイプ、2WD、HR12DE-EM57、e-POWER XV、-、3,386,880
– ステップタイプ、2WD、HR12DE-EM57、e-POWER ハイウェイスター V、-、3,662,280

 

<車種、駆動、エンジン、ベース車グレード、ミッション、価格>
– セカンドスライドアップシート(※)、2WD、HR12DE-EM57、e-POWER XV、-、3,439,000
– セカンドスライドアップシート(※)、2WD、HR12DE-EM57、e-POWER ハイウェイスター V、-、3,694,000

 

<車種、駆動、エンジン、ベース車グレード、ミッション、価格>
– チェアキャブスロープタイプ車いす1名サード仕様(※)、2WD、HR12DE-EM57、e-POWER X、-、3,531,000

– チェアキャブスロープタイプ車いす1名サード仕様(※)、2WD、HR12DE-EM57、e-POWER ハイウェイスター、-、3,725,000

 

※車両(オプションを含む)の消費税が非課税

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。