アウディジャパンが、平成30年1月24日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「アウディ A4 オールロード」、「アウディ Q5 2.0Tq 」、「アウディ S3SB」、「アウディ S3 セダン」の4車種、対象台数は、計2,732台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
アウディジャパン株式会社 代表取締役社長 齋藤 徹
[不具合の部位(部品名)]
燃料装置(高圧燃料ポンプ)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
燃料装置において、高圧燃料ポンプの設計が不適切なため、ポンプハウジングと燃料調圧バルブ間の密閉性が不足しているものがある。そのため、高速走行時等に当該ポンプ内の燃料圧力が高い際、燃料調圧バルブ取付部から燃料が漏れるおそれがある。
[不具合件数]
52件
[事故の有無]
なし
[発見の動機]
市場からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、高圧燃料ポンプを対策品に交換する。
[対象車種]
計4車種・4型式
●リコール対象車・通称名
「アウディ A4 オールロード」、「アウディ Q5 2.0Tq 」、「アウディ S3SB」、「アウディ S3 セダン」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール、電話及び電子メール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:対策実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に外-2583 の ステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成24 年10 月9 日~平成26 年5 月3 日
[リコール対象車の台数]
計2,732台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001218513.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):