アウディジャパンが、平成30年2月28日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「アウディ A3 1.4TFSI」、「アウディ A3 2.0Tq 」、「アウディ A3 1.8T」、「アウディ S3」の4車種、対象台数は、計3,465台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
アウディジャパン株式会社 代表取締役社長 齋藤 徹
[不具合の部位(部品名)]
制動装置(ABS/ESC コントロールユニット)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
制動装置において、ABS/ESC コントロールユニットの耐久性の評価が不十分なため、エンジン熱等により、基盤に組み付けられたIC チップ(パワーコントロールユニット)に亀裂が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、IC チップへの電源供給が断たれ、警告灯が点灯するとともに、ABS および、ESC(横滑り防止装置)が作動しないおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
なし
[発見の動機]
ドイツ本社からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、ABS/ESC コントロールユニットを対策品に交換する。
[対象車種]
計4車種・4型式
●リコール対象車・通称名
「アウディ A3 1.4TFSI」、「アウディ A3 2.0Tq 」、「アウディ A3 1.8T」、「アウディ S3」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール、電話及び電子メール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:対策実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に外-2600 のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成20 年8 月20 日~平成21 年7 月13 日
[リコール対象車の台数]
計3,465台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001222942.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):