独・アウディAG(本社:ドイツ・バイエルン州インゴルシュタット、暫定取締役会長兼CEO:アブラハム・ショット)はドイツ時間の6月20日、ベルリン連邦首相府傘下に於いて、多彩な産業分野からバイエルン州インゴルシュタットに集結した企業と共に「エアタクシープロジェクト」の調印書に出席した。(坂上 賢治)
この時期、EU全体を巻き込んだこのような大型プロジェクトを進めていく真の目的は世界に先駆けて、ここドイツ国内でエアタクシーの試験運用のモデルケースを構築することにある。アウディは同プロジェクトへの参加を通して、3次元モビリティの社会構築に際して中核的な役割を果たしていきたい意向だ。
調印式には、先にアウディAGの暫定取締役会会長兼セールス&マーケティング担当取締役となったばかりのアブラハム・ショット氏の他、ドイツ連邦運輸大臣のアンドレアス ショイヤー氏。
デジタル化担当大臣のドロテー ベア氏、エアバス最高技術責任者(CTO)のグラツィア ヴィッタディーニ氏、インゴルシュタット市長のクリスティアン ルーゼル氏及び、その他の政済界の代表者が集い「エアタクシープロジェクト」の開始を表明した。