ナビタイムジャパンは3月28日、ナビゲーションアプリ開発キット『NAVITIME SDK』にて、ナビゲーションの音声案内の発話とは別に、発話させたい任意のテキストを発話する機能を提供開始した。
『NAVITIME SDK』は、ナビタイムジャパンが提供する地図表示機能や目的地までのルート検索、音声ナビゲーション機能をSDK(Software Development Kit)として提供する、法人向けサービス。車、バイク、自転車のナビゲーションに対応しており、短期間でカーナビの基本機能を搭載したサービスや、ナビゲーション機能を備えた業務システムの開発などが可能。
今回、ナビゲーション中の音声案内と同じ声で、任意の内容を発話させることができるようになった。例えば、業務用のカーナビでは「1時間運転しています。休憩を取りましょう」や「再配達依頼がきました」、宅配サービス向けの自転車やバイクのナビでは、「周辺地域に新規の配達依頼が入りました」や「最寄りの配達依頼地点まで2kmです」のように、運転に必要なルート案内以外の内容を入れることができる。