米インターネット小売大手のアマゾン9月6日、自社の商品小売サイト上で〝カー用品取付・交換サービス 〟のサービス内容を拡充させる。( 坂上 賢治 )
具体的には、既存商品のタイヤやバッテリーに、ドライブレコーダーを新たに対象に加える他、これらの数万点の商品を対象に取付・交換サービスを利用出来るようにする。
この際、顧客側で自分の愛車にだけ適合するパーツを予め検索出来る〝Amazon Confirmed Fit(アマゾン・コンファーミドフィット)〟の利用で、商品検討から購入・取付・交換までがより簡単に行えるようにした。
そもそも日本国内に於けるアマゾンは、カー用品のオンライン購入のニーズが高まるなかで、商品の購入者が、商品の商品詳細ページを介して対象商品を取り付けられる店舗の接点を繋ぎ、「取付希望日時の検討・決定」を商品注文と同時に申し込める〝カー用品取付・交換サービス〟を独自で導入して来た。
これにより、アマゾン上で自動車用品を購入する消費者は、購入商品を自身でDIY的に自分で取り付ける事なく、また自身の責任で独自で取付店を探したり、予約したりの手配を行う事を避ける事が出来る。
加えて、アマゾンは購入者との合意の上で、対象商品を直に購入者の自宅に届けず、そのまま取り付け店舗へ配送する事も出来るようになった。これによりアマゾンでの商品購入者は、あらかじめ決めておいた〝取り付け日〟に愛車を運転して施行店に訪問するだけで、カー用品の取付・交換サービスが受けられる。
なおアマゾンでは今回、新たにドライブレコーダーを対象商品に加える事で、〝タイヤ〟〝バッテリー〟〝ドライブレコーダー〟の3カテゴリーの商品が同サービスの対象とした。
アマゾンでは「対象の総計数万点の商品で、カー用品取付・交換サービスがご利用頂けるようになります。
自動車でのお出かけも増える秋の行楽シーズンに、最新のドライブレコーダーを取付したい、愛車のメンテナンスやアップグレードを行いたいといったお客様のニーズに対応します。
このカー用品取付・交換サービスのご利用は、〝Amazonガレージ 〟にお客様の愛車の情報を登録するだけです。
これにより当社が取り扱う数千万点のカー用品の中から車種に適した商品のみに絞り込む事が出来る他、各商品詳細ページでも車種毎の適合性をご確認頂けます。
主な対象店舗は、タイヤ館・COCKPIT、55ガレージ、グーネットピットの対象店舗となっており、2022年9月6日時点でのタイヤ交換の対象店舗は全国で数千店舗。バッテリー・ドライブレコーダーの場合は数百店舗が対象となっています。
当社としては取付店舗は順次拡大する予定です。今後もアマゾンは豊富な品揃えとサービスの拡充を通して、お客様のお買い物をサポート致します」と話している。