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2024年1月31日【アフター市場】

アルパインマーケティング、OPTMサウンドシステムを発表

坂上 賢治

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OPTM8 8チャンネルDSPパワーアンプ「PXE-C80-88-J」

 

電子部品、カーエレクトロニクス関連製品の開発・製造・販売を行うアルプスアルパインの国内マーケティング部門「アルパインマーケティング」は1月31日、昨年11月に発売したハイエース専用OPTMサウンドシステム「OPTM8-HI」の8チャンネルDSPパワーアンプ、ルーフスピーカー、ドアウーファーの単品での発売を発表。今回、同OPTMサウンドシステムを広く他車ユーザーに向けて、来たる2月上旬より全国のアルパイン製品取扱店にて販売する。

 

5cm ルーフスピーカー「SPM-50C」

OPTMシステム用 17cmドアウーファー「SWD-65」

 

このサウンドシステム「OPTM8-HI」(標準小売価格:¥217,800・税込/取付費別)は先の通り、元々ハイエース専用に開発されたのだが、ハイエース以外の車種ユーザーから利用に係る要望を受けていた。

 

そこで同社は、そうした要望に応え、OPTM8の8チャンネルDSPパワーアンプ並びに汎用スピーカーとしても利用可能な5cmルーフスピーカー、17cmドアウーファーの単品販売の開始を決めた。

ちなみに、この「OPTM」とは、“Operate Time domain and Magnitude”の略称であり、従来行っていた特定一点での音圧測定によるサウンドチューニングに対して、車室内を空間として捉えていた音響測定を行い、以下の要素をコントロールして最適化するのが特長となっている。
・「Time domain」:空間的な時間領域(位相)の乱れ
・「Magnitude」  :空間的な音響エネルギーの偏り

 

その提供製品は以下の通り

 

■OPTM8 8チャンネルDSPパワーアンプ 
PXE-C80-88-J  標準小売価格 ¥132,000(税込/取付費別) 2月上旬発売予定
・入力:8チャンネル ハイレベル/6チャンネル RCA
・スマートフォンとBluetooth接続し、専用アプリを使用して車内環境に合わせたサウンドにチューニングが可能
※対応スマートフォン:iPhone(iOS 10以上/2024年1月現在)

 

■5cmルーフスピーカー
SPM-50C  標準小売価格 ¥38,500(税込/取付費別) 2月上旬発売予定
・ルーフ取付け用5cm スピーカー(2個)
・瞬間最大出力:30W/定格入力:10W
・ネットワークコード付属
・スピーカーグリル付属
・取付けブラケット付属
※取付けには、ルーフライニングの切取り加工が必要。型紙が付属。

 

■OPTMシステム用 17cmドアウーファー
SWD-65  標準小売価格 ¥33,000(税込/取付費別) 2月上旬発売予定
・OPTMシステム用ドア取付け用17cmウーファー(2個)

・瞬間最大入力:150W/定格入力:50W
※本製品の取り付けには、車両に合わせたバッフルボードが必要。
※スピーカー接続用のコード/コネクタ等が別途、必要。

 

製品の主な特長は以下の通り

 

1.DSPとパワーアンプを一体化した8チャンネルDSPパワーアンプ「PXE-C80-88-J」
音場を整えるDSP(Digital Signal Processor)とパワフルな8チャンネルパワーアンプを一体化したOPTM8「PXE-C80-88-J」は、独自の音響調整機能により奥行と広がりのあるサウンド空間を生み出す。

 

音響調整は、従来のような車室内の特定の一点ではなく全体の「音響パワー体積密度(APVD)」を空間的に測定。音響チューニング用スマートフォンアプリ(iPhone専用)により約5分間で自動チューニングが行える。

 

DSPパワーアンプ装着イメージ(ハイエースでの装着例)

専用チューニングアプリイメージ

※iPhone専用アプリはiOS10.0以上に対応。
※iPhone専用アプリはAppストアからダウンロード可能。
※車両ごとのセットアップにはPC用アプリケーションが必要(Windows10/11対応。右記URLリンクよりダウンロード可能)。

 

2.立体的な音創りを実現するルーフスピーカー「SPM-50C」
車室内のルーフに装着できる5cmのルーフスピーカー。立体的な音創りが可能になり、ドライバーは勿論、普段は聴こえ難い後席でも快適なサウンドを楽しむことができる。汎用スピーカーとしても使用可能で、ルーフライニングに取付けできるベースとブラケット、グリルが付属している。
※取付けには、ルーフライニングの切取り加工が必要。型紙が付属。

 

ルーフスピーカー装着イメージ(前席用×2、後席用×2を装着したハイエースでの例)

 

3.室内空間が有効活用できるOPTMシステム用ドアウーファー「SWD-65」
OPTMシステム用としてフロントドアに装着できるドアウーファー。リアスペースに荷物を満載しても低音部の増強が可能。
※本製品の取り付けには、車両に合わせたバッフルボードが必要。  
※スピーカー接続用のコード/コネクタ等が別途、必要。

 

ドアウーファー装着イメージ(ハイエースでの装着例)

 

※新製品の詳細は下記URLを参照されたい。
■PXE-C80-88-J
https://www.alpine.co.jp/products/caraudio/PXE-C80-88-J
■SPM-50C
https://www.alpine.co.jp/products/speaker/spm-50c
■SWD-65
https://www.alpine.co.jp/products/speaker/swd-65

 

新製品の主な仕様
OPTM8 8チャンネルDSPアンプ「PXE-C80-88‐J」
OPTM8「PXE-C80-88-J」機能パラメータ
5.0cmルーフスピーカー「SPM-50C」
OPTMシステム用 17cmドアウーファー「SWD-65」

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。