アルパインは、欧州地域における音響機器事業強化のため、イタリアのスピーカー専業メーカーのFaital社に出資し、業務提携を行う。
アルパインは、車載音響機器事業を自社ブランド及び自動車メーカー向けOEMの両輪で展開。
今回、自動運転の実現等、クルマの中での過ごし方が変わると云われる今後の車載機器事業において、その付加価値強化や、スピーカー製品の開発、品質、コスト競争力のより一層の強化の早期実現、同社の強みでもある小型、高効率化によるプレミアム領域の開拓のため、高級スピーカー専門メーカーのFaital社との資本を含めた業務提携で合意した。
アルパインは、10月にFaital社の株式19.9%を取得。この資本提携により、Faital社を戦略パートナーとして新たなビジネス獲得に向け協業の可能性を模索。今後、両社の統合に向けたより具体的な業務提携を推進するとしている。