駐車場予約アプリのakippa(アキッパ)は4月3日、業界初(自社調べ)となる「駐車場混雑予報」をSNSにて開始する。同社では、週末の車駐車場の混雑予想を事前に把握することで、交通分散に繫がると述べている。
この同社が命名した「駐車場混雑予報」とは、観光地や駅などの主要スポットにある時間貸し駐車場の混雑を予測して公開していくもの。自社が持つ駐車場検索ニーズなどのデータをもとに独自に集計し混雑を予測するという。
まずは関東・関西エリアの主要スポットについて、週末の混雑予報をSNSにて発信し、以降は大型連休時の駐車場混雑予報や、全国へのエリア展開も検討していく考えだ。
<駐車場混雑予報 専用アカウント>
Xアカウント:https://twitter.com/parking_yohou
TikTokアカウント:https://www.tiktok.com/@parking_jamnews
同社が「駐車場混雑予報」の発信に至った背景には、2023年夏の自社実施のアンケートで、車で出かけたときの困りごとについて、半数以上の方が「駐車場が満車(49.2%)」「駐車場が見つからない(46.6%)」を選択していたこが切っ掛けになっという。
また、花火大会に関するアンケートでも困りごとについて5段階評価を求めたところ、「駐車場」については4.54ポイントと高い数値が付いた。これらの結果から、駐車場の混雑は、多くの人にとって車でお出かけする際の困りごとであると考えた。
しかし同社の調査によると駐車場の混雑情報は、施設毎にリアルタイムの満空情報が公開されている施設は多くあるものの、スポーツの試合や大型イベントが開催される地域全体の駐車場混雑状況についての情報が公表されているものはなかった。
そこでアキッパは、サービス開始から約10年間蓄積してきた駐車場に関するさまざまなデータと知見を活用することで駐車場混雑を予測し可視化できるのではないかと「駐車場混雑予報」の発信に至った。
akippaでは、全国で駐車場のシェアサービスを展開しプロスポーツクラブやイベントの公式駐車場運営を行う当社が駐車場の混雑予報を行うことで、駐車場混雑に対する困りごとの解決に繋がればと考えています。アキッパはこれからも、さまざまな困りごとの解決を通じて、リアルの〝あいたい〟を繋いでいきます」と話している。
akippa株式会社
本社:大阪府大阪市浪速区(東京オフィス:東京都千代田区)
代表者:代表取締役社長 CEO:金谷元気
設立:2009年2月2日
資本金:20億円(資本準備金含む)
事業内容:駐車場予約アプリ「アキッパ」の運営