MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険は、企業の従業員が業務または通勤でマイカーを運転中に事故を起こし、使用者である企業が法律上の損害賠償責任を負う場合に、企業の自動車保険で補償する「従業員等使用自動車企業賠償特約(業務・通勤)」を7月17日から販売する。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策として、公共交通機関の利用を避け、マイカー通勤を推奨する企業が増えている。
しかし、従業員の業務または通勤でのマイカー使用については、事故の際、使用者である企業にも損害賠償責任が及ぶ可能性が高いことから、従業員への任意自動車保険加入の義務付けやその補償額の確認など、企業としても対策を講じる必要があるが、この確認が十分に実施できていないまま、マイカー通勤を推奨することが懸念されていると云う。
そこで、あいおいニッセイ同和損保は、従業員が業務または通勤でのマイカー運転中の事故について、企業が損害賠償責任を負う場合のリスクを補償する「従業員等使用自動車企業賠償特約(業務・通勤)」を開発した。
[商品(特約)の概要]
– 対象契約:自動車保険(フリート契約/※)
– 補償内容:
企業の従業員が業務または通勤でマイカーを運転中に事故を起こし、使用者である企業が法律上の損害賠償責任を負う場合に、従業員が自動車保険に未加入または加入している自動車保険の補償が不十分であったことによる不足分を補償。
– 支払われる保険金:対人賠償保険金・対物賠償保険金
※所有・使用する自動車が10台以上の契約